購入か賃貸か?賃貸派の私が家を購入することにした話

  • 2022年8月18日
  • 2023年6月12日
  • 家購入

もともとは賃貸派だった

よく節約・投資系YouTuberが

「家を買うのはバカ。賃貸こそ正義。家は資産ではなく負債だ!」

的なことを言っていますよね。私は割と似たような価値観で生きてきました。

家を買うより、株を買って資産形成した方が経済合理性あるでしょ、的な。

賃貸だと老人になったときに家を借りにくいって聞きますけど、

そうなったら、その時は夫婦二人で住めるサイズのマンションでも買えば良いかなと思っていました。

 

そんな感じで日々過ごしてきた私ですが、

もともと夫婦二人で住んでいた家も、子どもが二人になり手狭に。

上の子はもうすぐ小学生、手狭になってきたし転校にならないように

年度内で引っ越しする必要もあったので、春頃から住み替えるために家を探し始めました。

ちなみに、今の家は2DK、広さは50㎡無いくらいのマンションでさすがに厳しい状況です。

 

家を買うことにした理由

次の賃貸での引っ越し先を探した時の条件はこちら

・家賃**万円(希望エリアからすると安め設定)

・3LDKできれば4LDK

・今住んでるエリアの近く

・末っ子が高校卒業まで住み続けられる物件

・小学校から徒歩10分以内

・駅、スーパーなどの施設が徒歩15分以内

キャピクエくん
皆さんが物件を探すときの条件はどんな感じですか?

 

そして、探し始めて1か月くらい、何か所か内見もしてみたのですが

いまいちピンとくる物件に出会うことができません。

別に一生住むわけではないけれど、子どもが小学校を卒業するまでの6年間は少なくとも住む、

長ければ下の子どもが独り暮らしをするまでの期間を過ごす家なので、

出来る限り良いところを見つけたいという思いがありました。

 

難しいのが、引っ越しせずに子どもたちが高校卒業まで住み続けられる物件であるという点。

今は不要だけど、最終的には子ども部屋が二部屋必要になるし、

大きくなった子ども二人と夫婦の四人がストレスなく生活できる程度の広さのリビングも欲しい。

こういった条件を満たしつつ、希望エリアで賃料が手ごろな物件なんて無いんですよね。

あっても賃料がメチャクチャ高い。

 

良く賃貸のメリットで言われる「家族構成に応じて住み替えられる」というのを実践して、

子どもが小さいうちは少し狭めで家賃抑え目の物件、大きくなってきたら4LDKに引っ越し、

独り立ちしたら狭めの物件に住み替えみたいな前提で進めようとも思いましたが、

タイミング良く、学校の学区内で良い物件があるかわからないし、

引っ越し費用とか、敷金・礼金とかかかる。

イメージしてみると、現実問題として難しいことも見えてきました。

 

また、計算してみると賃貸の場合も住居費はすごくお金がかかる。

例えば月10万円の家を借りると、当たり前の計算ですけど

賃料だけでも10年で1200万円、20年で2400万円かかります。

ここに更新料、敷金・礼金、火災保険料を加えるので実際はもっとかかる。

そして今住んでるエリアではそもそも、10万じゃ家族4人で住める家はほぼない。。。

あってもバスタブに膝を抱えて入るような狭いお風呂だったり、

LDKが狭くて将来子どもとリビングで時を過ごしている画が想像できないような物件ばかり。

生活の質をある程度考えると、月12万は最低ラインで必要です。

 

結局、経済的合理性がどうのこうの言っても、

現実的にニーズに合った家が見付からないんじゃどうしようもないし

家ってお金以外の面でも色々と人生に影響を与えるものなので

自分たちが思い描く人生をおくることができる家が賃貸なのか持ち家なのか、

色々考えると考え方が変わってきました。

 

家選びで重視したこと

 

家探しを始めた当初はこの部分が実は良く分かっていませんでした。

もともと賃貸派だったから、物件選びにそこまで真剣な思いもなかったこともあり

自分の考えが十分に整理されていなかったんですよね。

ただ、大前提として金銭的に大きく損をしてしまったり、

無理なローンを組んで生活が苦しくなってしまう、こういったミスだけは避けたいと思っていました。

 

ただ、物件購入の目的はあくまでも「住むため」なので、投資物件を選ぶのとはわけが違います。

変に損得だけに拘っても仕方がないので、自分たちの生活に合った家を探すことを第一に、

でも将来的に、

・子どもたちが独り立ちしたタイミングで売って住み替える

・転勤や家庭の事情で引っ越す

・老後に子供に相続する

こういったタイミングが来た時に手離れ良く、

ずっと賃貸だった場合と比較してプラスか、大きな損はしない物件を選びたいと思いました。

 

このような考えをベースに、理想と現実、感情と合理性、色々なものを天秤にかけながら

あーでもない、こーでもないと、何か月にもわたる物件選びの果てに、家を購入しました。

家族とは何度も何度も相談して、契約寸前でキャンセルした物件もありました。

毎週末、時には平日の夜にも物件を見て回る日々はかなり疲れましたが、今ではいい思い出です。

これから、いくつかの記事でその経験をシェアしていきたいと思いますので

今後家を買う予定で情報収集されている方は、ぜひリアルな体験談を読んで頂き、

何かの参考にして頂けると嬉しいです!

 

続きはこちら

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