購入か賃貸かどっち?賃貸派の私が家を購入することにした話-最終話

  • 2023年2月12日
  • 2023年6月12日
  • 家購入

ここまで複数回にわたって書いてきた「家を買うことにした」シリーズですが

最後に私自身が「結局、賃貸か持ち家がどっち?」という問いに対して出した答えを

ここで書いておこうと思います。

 

この記事は、

・賃貸か持ち家かで悩んでいる

・持ち家の意義に悩んでいる

そんな方に、元賃貸派の私がどう考えて家を買うことにしたかをご紹介します。

少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

なお、まだこのシリーズを読んだことが無い方は、ぜひ最初から読んでみて頂けると嬉しいです!

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もともとは賃貸派だった よく節約・投資系YouTuberが 「家を買うのはバカ。賃貸こそ正義。家は資産ではなく負債だ!」 的なことを言っていますよね。私は割と似たような価値観で生きてきました。 家を買うより、株を[…]

 

ちなみに、まだシリーズは完結していないんですが、

最後に言いたいことだけ先に書いてしまったので先行して最終話を公開します(笑)

 

ホリエモン、ひろゆき、勝間和代は持ち家を否定するけれど

どんな家に住むのか、って結局は個人の価値観で決めることだと思いませんか?

良くある持ち家の方が賃貸よりも経済的に損するんだ、とか

災害リスクや隣人リスクが、とか賃貸派の人たちは色々言うわけなんですけど、

賃貸にしても持ち家にしてもメリットデメリット、出来ることできないことがあるんですよね。

例えば、2年おきに引っ越しをするようなライフスタイルが良いとか、

場所に縛られずに生きていくのが好きとか、そういう人は家なんて買っても仕方ないし、

逆に、家とともに思い出を重ねていきたいとか、DIYしながら家を自分流にカスタムしたいとか

そういう人は、賃貸では実現が難しいと思います。

 

衣・食・住は人間の生活において重要な要素で、個々の考え方次第で変わってくる部分。

高級ブランドの服を着ることに価値を感じる人もいれば、

ユニクロで買ったシャツを10年間着続ける人もいる。

 

ブランドものを着ている人に経済的合理性がどうこう言っても

「着たいから着てるんだよ。余計なお世話」と言われるだけ。

ラーメン屋に並んでいる人に

「カップ麺の方が安いですよ。ラーメンに1000円も払うなんて損してますよ」

「塩分と脂質の塊ですよ?健康に気を使った方が良いんじゃないですか?」

とか言わないですよね。

 

家だって同じだと思うんです。なぜか賃貸派の人が持ち家派の人を攻撃する風潮がありますけど、

賃貸でも持ち家でもどっちでもいいですよね。

住居に何を求めるのか、という点で個々の価値観で選べばいいだけだし、

他人がどういった選択をしようが、関係ないですよね。

 

 

なので私は、メリットデメリットをしっかりと理解したうえで、

デメリットをくらっても、その分以上の価値を見出せるのであればその選択をすれば良いと思います。

いくら、賃貸だと20年でトータル500万円得しますよとか言われても

500万円払う以上の価値を持ち家で実現できるライフスタイルや生活に感じているなら

家を買うことになんの問題も無いと思うんです。

キャピクエくん
結局自分の人生、
誰がなんと言おうが自分の価値観に従って生きればそれでOK!

 

本当に持ち家は経済的には損なのか?

賃貸派の主張のひとつに

「持ち家を買うと経済的に損をする」

というものがありますよね。これ本当なんでしょうか?

 

「持ち家はローンに加えて、固定資産税、修繕費用もかかる。賃貸は家賃だけ」

賃貸派の人はこれを理由に経済的に損をする、と言っていることが多いのですが

そもそも賃貸で支払う家賃は名目上家賃というだけで、そこには

大家の利益、大家が銀行に払うローン、大家が管理会社に払う費用、

大家が払う固定資産税、大家が貯めている修繕費、大家が・・・

と、色々な費用が乗せられたものですよね。

借り手側にメチャクチャ有利なら、誰も大家業なんてやりません。

しっかり利益が得られるから不動産事業が成り立っているんです。

 

ひとつ具体的な事例があります。

私が家を買った100m先くらいに、

同じくらいのレベルのハウスメーカーで建てた同じような間取りの戸建てが賃貸物件として出されています。

だったのですが、その家賃、私が買った家のローンと比べてどのくらいだと思いますか?

私が仮に今の家をフルローンで金利0.35%で借りた場合と比べるとなんと、月々の支払の2倍の金額です!

固定金利1.5%だったとして計算しても、まだその賃貸物件家賃の方が高い。

ある程度築年数の経っている物件ですら、固定金利で借りた場合とほぼ同じくらいの金額の家賃です。

 

つまり、購入と同じくらいのグレードの物件を借りようと思うと、購入より高くつく。

なので月々の支払を抑えるには設備のイマイチな物件にグレードダウンが必要です。

 

家賃もローンも「毎月払わなくてはいけないお金」という意味では同じこと。

賃貸で安い家賃のとこに住めば、それは当然持ち家より出ていくお金は少ないでしょう。

でも、それって金銭的に賃貸が有利ってことになるんでしょうか?

 

 

まとめ

ということで、このシリーズもそろそろ終わりです。

最後は永遠の論争である「持ち家か賃貸かどっちなの?」という問いに

自分自身の考えを書いてみました。

ちなみに私は、もともと賃貸派だったのでどっちの言い分も分かります。

今では、雪が降った日に子どもと庭でソリ遊びをしたり、

家庭菜園をしたり、広い風呂に入ったり、と賃貸では得られなかった生活に満足しているので

個人的には購入派になってしまいました(笑)

 

もし、家を買いたい!と思っているのに否定されて落ち込んでいる人、

買いたいけど我慢しようとしている人、

今回の記事で書いたような考え方をしてみたら楽になるんじゃないでしょうか?

人生楽しんでいくことが大切ですよね。

賃貸でも持ち家でも、自分が楽しい生活が送れると思う方を選べばそれで良いと思います!