アーネストワンの新築建売を購入して1年、断熱・気密性のリカバリーや、細かい不具合をDIYで対処しつつ暮らしています。
今回の記事では、基礎と水切りの間の隙間、というか穴?を樹脂モルタルで埋めてみたのでその様子をお伝えします。
基礎のモルタル仕上げが雑だったりすると発生することだと思いますので、アーネストワンに限らずご参考になれば幸いです!
事の発端
基礎の上の通気穴付近にある隙間や穴、始めは気にしていなかったのですが、あるとき庭で作業をしていると基礎部分付近から何か音がしていることに気が付きました。
バタバタという感じの音で、始めは2階のバルコニーから雨水を流すための雨樋の中に虫でもいるのかと思ったのですが、まわりをよく見るとなんと床下の通気口のところでチョウが外に出られずに暴れていました。。。
どうやら、庭のレモンの木で育っていたアゲハチョウの幼虫がどこかからか床下に侵入して、そこで羽化してしまった様子。
アゲハチョウの幼虫って結構デカいんですよ。大人の小指サイズくらいはあります。これが入り込んでるってヤバいですよね。
ということで、あたりを調べてみると、たくさん大き目の隙間や穴があることが判明。。。基礎の表面の仕上げモルタルなので機能的な問題ではないと思いますが、に蝶が入り込んでいて「これは対処しないとダメなやつ・・・!」と気が付きました。。。
こういう雑な部分ってローコストならではって感じがしますが、高い注文住宅だったら当然ないレベルの話ですかね。。
ちなみに、床下に入ってみるとこの穴の周辺に虫の死骸が沢山いました。
アゲハチョウの死骸を食べに来たのか、Gが三匹も死んでいます、、、
床下から家の方に侵入してくる可能性もあるので、やはり早急に対応する必要がありそうです。
樹脂モルタルで補修
補修はただ穴を埋めれば良いだけ。
コンクリートの補修材は色々売っていますし、今回は別に表から見えるような場所でもなく強度的に重要ということもないので、お手軽に使えるものを選びました。
さすがに粉を水で練って、ペーストを作って使うようなものは面倒くさいので。すでにペースト状でパックから押し出して使えるものがあるので便利ですね。
ただ、作業をしてから気が付きましたが、粘土タイプのものを使った方が作業が楽だったなーと思います。
補修箇所の位置がこんな感じなんで、ペースト状だと固まる前にたれてきてしまうんですよね。粘土みたいにくっつけて整形できるようなものの方が向いています。
逆にひび割れのようなところの補修だと、液状やペースト状の中に入っていくタイプの方が良さそうですね。
そして補修後がこちら。
穴や隙間はなくなりました!
ちなみに、家の周りぐるっと一周確認したところ、同じような場所がいくつもあって、6、7か所補修しました。
これで大きな虫が侵入してくることはなくなりましたね。本当は小型のダンゴムシとか、小さいGとかが入れるので通気用の穴もふさぎたいところですが、ここは床下の換気をして湿気が溜まることを防ぐために必要なため塞ぐことはできません。
塞いでしまうと、最悪床下がカビてしまったり、木が腐ったり、といったことが起きてしまいます。
まとめ
さて、今回は基礎部分のモルタルの隙間を塞いで虫対策をした結果をご紹介しました!
もし自分の家を見て同じようなことになっていたら、試してみてくださいね。